こんにちは、ハゲたびです。
突然ですが、夏といえば甲子園ですよね?
毎年暑くなると球児の白球を追う姿を眩しくて直視できないひとも少なくないはず。
・日本中の高校球児が出場を目指す全国高等学校野球選手権大会
→全国の野球部員数は13万人。その中で出場できる高校は夏49校。春32校。
・多くのプロ野球選手も高校時代に出場を経験
→無名選手でも甲子園での活躍がスカウトの目にとまりドラフト指名されることも少なくない。
・日本の野球漫画の題材はほぼ全て高校野球
→ドカベンもメジャーもダイヤのAも登場人物は高校野球で飛躍を遂げる。
そんな風に思うひとも少なくないと思います。
でも実際は、春夏合計優勝回数は12回。この数字は全国5位タイ。
意外と広島には強豪校の歴史があるのです。
最近だと、2003年に広陵高校が春の選抜を優勝しています。
今回は、その中で広島県内の強豪校トップ7を紹介していきます。
本記事の執筆者
名前 | ハゲたび |
職業 | ブロガー・WEBライター |
活動 | 広島在住9年・価値ある余暇の過ごし方を発信中 |
Contents
広島県の強豪高校野球部トップ7一覧
校名 | 位置 | 設立 |
広島工業高校 | 広島市南区出汐2丁目4−75 | 県立 |
広島商業高校 | 広島市中区舟入南6丁目7−11 | 県立 |
広陵高校 | 広島市安佐南区伴東3丁目14−1 | 私立 |
広島新庄高校 | 山県郡北広島町新庄848 | 私立 |
瀬戸内高校 | 広島市東区尾長西2丁目12−1 | 私立 |
如水館高校 | 三原市深町1183 | 私立 |
武田高校 | 東広島市黒瀬町大多田443−5 | 私立 |
広島県の強豪高校野球部ランキングトップ7
第1位 広陵高校
引用元:https://mainichi.jp/articles/20170824/ddl/k34/050/516000c
野球の指導方針 | 自主性/考える力 |
夏の甲子園出場回数 | 23回(優勝0回) |
春の選抜出場回数 | 24回(優勝3回) |
主なOBプロ野球選手 | 野村祐輔(広島)
小林誠司(巨人) 佐野恵太(DeNA) 中村奨成(広島) 有原航平(元日本ハム) 金本知憲(元阪神) |
練習環境 |
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チーム力 |
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部員の野球進路 |
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安佐南区に位置する私立の強豪校。
広島では、広島商業高校と並び、甲子園出場常連校であり、選抜では3回優勝を経験している。
野球の上達はもちろん、人間教育にも重きを置く指導方針。
実際、豊かな人間性を磨いた部員は高校卒業後にプロ野球選手になるケースも多く、現役プロ野球選手ランキングでは全国第3位。
チームとしては、自主性をテーマに野球に取り組むことを重要視。
実際、部活は平日19時前に練習が終わり、その後は自主練習が設けられている。
試合で勝ちたい
野球が上手くなりたい
と自発的に考え、モチベーションを高く維持できる部員が集まることで結果的に強豪チームが出来上がっている。
第2位 広島商業高校
引用元:https://www.hb-nippon.com/news/52-column/40176-column20200131003?pref=yamaguchi
野球の指導方針 | 選手の個性を活かす |
夏の甲子園出場回数 | 23回(優勝6回) |
春の選抜出場回数 | 21回(優勝1回) |
主なOBプロ野球選手 | 柳田悠岐(ソフトバンク)
岩本貴裕(元広島) 達川光男(元広島) 大下剛史(元広島) |
練習環境 |
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チーム力 |
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部員の野球進路 |
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中区に位置する公立の強豪校。
広陵高校と並び、名実ともに甲子園出場常連校。
実際、夏の甲子園では6回、春の選抜で1回優勝を経験している。
広島の公立高校では県内一の実績を誇り、中学の優秀な選手が入学する。
充実の野球施設があるとはいえないが、「私立の広陵に勝ちたい」という反骨心で日々練習に励む部員が多い。
平成以降は低迷していたが実績は十分で、広陵の最大のライバル。
設立120年以上の歴史を誇る、機動力と緻密な野球には古くからのファンも多い。
2019年に15年ぶりに甲子園出場を果たし、古豪復活の狼煙をあげた。
野球の指導方針 | 徹底的な守備練習 |
夏の甲子園出場回数 | 2回 |
春の選抜出場回数 | 2回 |
主なOBプロ野球選手 | 堀瑞輝(日本ハム)
田口麗斗(ヤクルト) 永川勝浩(元広島) |
練習環境 |
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チーム力 |
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部員の野球進路 |
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広島県山県郡北広島町に位置する、私立の強豪校。
平成の新興勢力といえるほど、近年実績を積み重ねている野球部。
新庄高校の特徴は、堅い守備と足を絡めた機動力野球。
練習時間の多くを守備練習に割き、試合では4番打者でもバントさせるほど堅実に1点を獲りにいく。
パワーバッターが少なく、ミスが多い高校野球において、勝ちやすい野球をすることで甲子園出場を果たしている。
高校は、北広島町に拠点を置いているため、誘惑は少なく、野球集中できる環境が整っている。
近年、最も勢いに乗る広島の強豪校の1つ。
野球の指導方針 | チーム力/堅実性 |
夏の甲子園出場回数 | 5回 |
春の選抜出場回数 | 5回 |
主なOBプロ野球選手 | 石田健大(DeNA)
新井貴浩(元広島) 高津臣吾(元ヤクルト) |
練習環境 |
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チーム力 |
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部員の野球進路 |
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南区に位置する、公立の野球強豪校。
広島商業とほぼ同時期に設立され、120年以上の歴史を誇る。
野球部のOBでは、元広島の新井貴浩、DeNAの石田健大などを輩出しており、野球技術の基礎を身につけられる環境が整っている。
豊富な練習量で培った堅実なプレーでチームに貢献する選手の活躍が毎年光る。
さらに野球以外の運動部も活発で、ラグビー部は花園に32回出場していることでも有名。
第5位 如水館高校
引用元:https://www.hb-nippon.com/report/768-hb-nippon-game2011/8669-20111028002/gallery/photo/14
野球の指導方針 | 実戦練習/文武両道 |
夏の甲子園出場回数 | 7回 |
春の選抜出場回数 | 1回 |
主なOBプロ野球選手 | 坂本光士郎(ヤクルト)
田中大輔(元オリックス) |
練習環境 |
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チーム力 |
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部員の野球進路 |
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三原市に位置する、私立の強豪校。
野球部は全国優勝を目標としており、部員はそれに見合うトレーニングをこなしている。
特に練習量は県内でも上位で、平日は練習、休日は練習試合と、ハードワークによって実力をつけている。
夏の甲子園に7回、選抜に1回出場の実績もさることながら、東京大学や有名大学に進学する生徒も多く、勉学をおろそかにしない。
郊外に位置していることから野球に没頭できる環境が整っている。
第6位 瀬戸内高校
引用元:https://mainichi.jp/articles/20180127/ddl/k34/050/593000c
野球の指導方針 | 守りから攻撃につなげる野球 |
夏の甲子園出場回数 | 2回 |
春の選抜出場回数 | 3回 |
主なOBプロ野球選手 | 山岡泰輔(オリックス)
張本勲(元ロッテ) |
練習環境 |
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チーム力 |
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部員の野球進路 |
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東区に位置する、私立の強豪校。
閑静な立地にある高校で人工芝のグラウンドが設置されており、数多くの部員が練習に取り組む。
県内出身者で部員が構成されているが、高い守りと勢いよく得点する野球で甲子園出場を果たしている。
第7位 武田高校
引用元:https://takeda.ed.jp/?p=54890
野球の指導方針 | 科学的なフィジカル野球 |
夏の甲子園出場回数 | 0回 |
春の選抜出場回数 | 0回 |
主なOBプロ野球選手 | ー |
練習環境 |
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チーム力 |
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部員の野球進路 |
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東広島市に位置する、近年注目の高校。
試合で勝つには、全員が打球の飛距離を上げ、140km/hの球を投げられればよいという考えのもと、科学的にフィジカルトレーニングを行っている。
平日は50分、グラウンドは内野程度の広さの環境で、150km/hを投げる投手を養成した実績をもつ。
甲子園出場経験こそないが、2019年にプロ野球選手を輩出した。(谷岡楓太:オリックス)
根性論より科学的に野球を極めたいという部員に人気の野球部であり、今後の飛躍が期待される。
まとめ
今回は、広島県内の強豪野球部ランキングトップ7を紹介してきました。
しかし、高校で活躍していてもプロで活躍できるわけではありません。
将来のプロ野球選手を高校時代から追いかけてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
他にも、広島県在住のひと向けに記事書いてます!