こんにちは、ハゲたびです。
カープファンのみなさん。お疲れ様です。
2021年シーズンも終了しましたね。
残念ながらチーム順位は4位。
しかし若手も伸びてきて来シーズン楽しみだなぁ、と思っていたところで大悲報。
練習の鬼、ひょうきん者、侍JAPANの4番、サヨナラホームラン、畠山愛理さん
若い頃から1軍で大活躍していたので、いつも注目の的でした。
ファンに愛され、期待され、それでも常に結果を残してきた鈴木選手。
これからはカープファンではなく、鈴木誠也ファンとしてずっと応援してきたいと思います。
そこで今回は、鈴木誠也選手が日本で残した成績とエピソードを紹介していきます。
○本記事の内容
本記事の執筆者
名前 | ハゲたび |
職業 | ブロガー・WEBライター |
活動 | カープファンクラブ会員・価値ある余暇の過ごし方を発信中 |
Contents
野球を始めてからカープ入団まで


下積みから1軍定着までの道のり
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12104056442
高卒1年目は、野手転向して間もないにも関わらず、2軍でレギュラー定着。
ウエスタンリーグで打率.281を記録すると、シーズン終盤、2013年9月14日に代打で1軍出場。
同カードの9月16日に1軍初ヒット、初打点を記録しました。
野村謙二郎1軍監督もかなり期待値の高い選手であったことを後日語っています。
ちなみにカープの高卒新人野手が1軍デビューするのは当時で14年ぶりの出来事でした。
それからは、フレッシュオールスターゲームに出場するなど着々と実力をつけていきます。
最近カープファンになったひとは、2014年シーズンまで鈴木選手が「遊撃手」だったことを知りません。
強肩俊足の内野手。当時カープファンは菊池涼介選手のように成長することを期待して見ていたのではないでしょうか?
そして、選手登録を「内野手」から「外野手」に変更して迎えた2015年シーズン。
とうとう飛躍の兆しを見せ始めます。
開幕戦、2015年3月27日マツダスタジアム、対ヤクルトに「1番・右翼手」で出場します。
長いシーズン随所で調子を落とす姿も見られましたが、高卒3年目野手としては合格点の活躍。
通算で97試合出場、打率.275、本塁打5、打点25の好成績を残しました。
将来への大きな期待抱いたファンも多かったことでしょう。
後に鈴木選手は、高卒3年目までにレギュラーになれないと首をきられるという気持ちだったと語っています。
結局レギュラー定着とまでは言えないシーズンでしたが、人一倍努力する姿勢と天性の野球センスは1級品だと証明しました。
引用元:https://baseballking.jp/ns/column/39560
20代前半の鈴木選手は、やんちゃな風貌とギラギラした闘争心が印象的でした。
野村監督率いるカープが少しずつ上昇気流に乗る中、鈴木選手の台頭はチームにとって大きな役割を担いました。
そして2015年は1人の男と出会ったことで、プロ野球選手として1人前に成長していきます。
引用元:https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/06/06/kiji/20180606s00001002042000c.html
それは黒田博樹さんです。
メジャーリーグのヤンキースからカープに復帰した大投手ですが、鈴木選手もカープの大先輩と一緒に過ごしたことは野球人生にいい影響を及ぼしたと語っています。
身体がボロボロでもチームの勝利のために結果を求める姿に、プロ野球選手としての自覚を見出したそうです。
1ファンなので詳細は分かりませんが、確かに2015年を境に鈴木選手が大人びてきたように見えました。
レギュラー定着から黄金期カープの4番バッターに成長

引用元:https://glovetoss.hatenadiary.com/entry/2016/06/21/230543
2016年シーズン、鈴木選手はついて覚醒を遂げます。
開幕こそ出遅れたものの、右翼手でのスタメンを自分のものにしていきます。
・4月26日ヤクルト戦、5番エルドレッド選手、6番鈴木選手、7番堂林選手の3者連続ホームランを記録。
・6月17日オリックス戦、延長12回サヨナラ2ランホームラン
・6月18日オリックス戦、9回裏逆転サヨナラ3ランホームラン
・6月19日オリックス戦、8回裏決勝勝ち越しホームラン
記憶にも記録にも残る活躍で多くのファンを虜にしました。
さらにチームはシーズン序盤から勢いに乗り、首位をキープ。
ベテラン黒田博樹投手、新井貴浩選手を中心にチーム一丸で勝ち星を重ねていきます。
そして9月10日。
広島東洋カープ25年ぶりセリーグ制覇。
終わってみれば、鈴木選手は129試合出場、規定打席到達で、打率.335(セ2位)、本塁打29本、打点95。
ゴールデングラブ賞とベストナインを初受賞と、怪物ぶりを発揮しました。
個人もチームも最高の結果を残したことで、全国のスポーツニュースでもよく取り上げられるようになりました。
ハゲたびが最も印象的だったのは日本シリーズ後の鈴木選手。
第6戦で日本シリーズ敗退が決まった夜、ひたすらバッティング練習をしていたそうです。
もうシーズンも終わって試合もないのに、悔しさからかバットを振り続ける鈴木選手。
これからもずっと応援していきたい選手だなと感動しました。
2017年シーズン開幕直後。
緒方孝市監督から重大発表がありました。
鈴木誠也4番構想
打率も高く、長打力もあり、チャンスに強いので確かに4番に必要な素質は十分でした。
しかし当時、鈴木選手は22歳。
抜擢されたものの、誰もが4番のプレッシャーで押しつぶされるのではないかと不安に思っていたはずです。
そんなファンの不安もむなしく、あっさり4番バッターの仕事をこなしていきます笑
タナキクマル、セイヤ。新井。エルドレッド。安部。etc...
リーグ連覇のかかるカープは圧倒的なチーム力でセリーグに蹂躙しました。
しかし、鈴木選手にとって大きな出来事が起きます。
8月22日のDeNA戦、右翼の守備中にアクシデント。
フェンス際の守備中に着地失敗。右足首の剥離骨折と診断されました。
引用元:https://www.daily.co.jp/baseball/carp/2017/08/24/0010489781.shtml
チームは大きく貯金を積み重ねていたことでほぼ優勝は決まっていましたが、鈴木選手のプレーオフ出場は絶望的に。
カープは無事リーグ優勝を決めましたが、クライマックスシリーズ敗退。
2年連続日本シリーズ出場は儚くも散りました。
印象的なのは優勝を決めた9月18日。
エルドレッドに背負われて球場に現れた鈴木選手。
チームの雰囲気の良さにほのぼのしました。
引用元:https://ameblo.jp/pinguino23/entry-12312014952.html
2017年シーズンが終わって、カープにとって当時23歳の鈴木選手は唯一無二の存在だと改めてファンは気づかされました。
個人としては、打率.300、26本塁打、90打点、2年連続のベストナインとゴールデングラブ賞を受賞。
引用元:https://proyakyu-baka1dai.net/450.html
悔しさをもって迎えた2018年シーズン。
ケガ明けのシーズンとなったこともあり、コンディション不良を理由に欠場を挟みながら活躍。
しかしもう当たり前のように安定した好成績を残すところが鈴木選手の特徴。
自身初の30本塁打の大台に到達するなど4番としてチームを引っ張り、球団史上初のリーグ3連覇に大きく貢献しました。
最終成績は、打率.320、30本塁打、94打点、3年連続のベストラインを受賞。
シーズンオフには、球団がカープのレジェンド前田智徳さんがつけていた背番号1を鈴木選手が継承することを発表。
背番号51から背番号1への変更は前田さんと全く同じ系譜。
カープのレジェンドも認めるカープの名選手として成長しました。
一方、チームは常勝の極み。
リードしたら勝ちきり、負けていてもひっくり返す。
当時は、爆発力の赤鯉打線、盤石の投手陣でもう勝つことが約束されていると感じるほど圧倒的な強さでした。
チームが低迷期を迎える中、孤高の活躍で球界最高バッターへ

王さんや落合さん、小笠原さんに並び、レジェンドの仲間入りを果たしました。
引用元:https://www.nikkansports.com/baseball/photonews/photonews_nsInc_202107010000559-1.html
2021年シーズン。
プレミアでの活躍もあり、数年前からMLB関係者が本格的に調査を始めています。
本人もポスティングの意向を示しているため、NPB最後のシーズンだとハゲたびは覚悟しておりました。
野手キャプテンとして責任感をもって挑んだシーズン。
不運にもコロナに感染し、オリンピックもあったことから変則的な試合スケジュールとなります。
その影響があるのか前半戦はチャンスで打てず、ホームランが出ないという、鈴木選手にとっては異常な状態でした。
割とシーズン序盤でゴリゴリ打って成績を残す傾向のある鈴木選手なので、この成績でメジャー大丈夫かとファンも不安だったはず。
しかし!
シーズン後半、化け物みたいに打ち始めます。
球団タイ記録の6試合連続本塁打を含む、9月は25試合で打率.381、本塁打13本、打点22の快進撃。
7.8月の月間MVPを初受賞。さらに9月も連続受賞。
一気に首位打者とホームラン王に近づきます。
もう打球が上がればスタンドインという、ゲームのような感覚でした。
心配していたことを謝りたいぐらい、圧倒的な打撃でセリーグ最強のバッターだということを再確認させられました。
チームは終盤連勝を重ねるも惜しくもリーグ4位。
悔しいながらも若手が台頭する良いシーズンになりました。
最終的に鈴木選手は打率.317、38本塁打、88打点の成績を残しました。
個人タイトルは、2年ぶりの首位打者と最高出塁率を獲得。
堂々のキャリアハイ。
そして6年連続3割25本塁打以上は、王さん、落合さんしか達成していない偉業。
さぁメジャー挑戦だ、と言わんばかりの活躍でシーズンを締めくくりました。
ちなみに2022年はどうなるかわかりませんが、メジャーリーグの全試合中継しているコンテンツがあります。
それは、動画配信サービスABEMAです。
2021年は、大谷翔平選手の活躍もあって利用していたひとも多いのではないでしょうか?
ちなみにハゲたびは鈴木選手のメジャー挑戦が決まったら確実に契約します。
野球だけでなく、アニメや映画、オリジナルドラマなども観られる充実のサービスです。
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まとめ
今回は鈴木誠也選手が日本で残した成績とエピソードを紹介してきました。
別記事でも人一倍カープの試合を観ているハゲたびが、カープ情報を詳しく掘り下げて紹介しています。
もっと楽しくカープを応援できるような情報がほしい
そういった方に向けて少しでもサポートができましたら幸いです。
以下記事で、カープ中継をオトクに視聴する方法を紹介しています。
1試合でも多くカープ中継を観たいというひとはぜひ読んでみてください。
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