
こんにちは、ハゲたびです。
当然ですが、麻雀で好きな役ってありますか?
一般的には、ピンフやタンヤオなどの複合性の高い手役が好まれる傾向があります。
ちなみにハゲたびは、ホンイツ、チンイツなどの染め手が好みです。
しかし、あえて好きとまでは言わないまでも、全員がお世話になっている役がありますね?
それはリーチです。
どのような手順で牌を揃え、最終的に何の手役もなかったとしても、
リーチ棒として1000点だけを支払えば、戦場に立つことを許される特殊な手役なのです。
リーチの特徴
・リーチ棒(1000点)を出せば、手役として成立
・あがり点数は1翻
・あがれた場合は、裏ドラを点数に反映できる
・リーチ宣言後は、あがり牌以外のツモってきた牌を河に捨てなければならない
よく考えたらリーチって攻撃全振りの諸刃の剣なんだな...
リーチのおかげで状況を打開できることもあれば、リーチのせいで大きく負け越すこともあります。
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ハゲたび
なんでもかんでもリーチして勝てれば苦労しません!
点数状況と他の打ち手の動向を注意深く慎重に分析した上でリーチ棒を出すようにしましょう!
そこで今回は、リーチによる効果を踏まえた活用方法を紹介していきます。
○本記事の内容
・麻雀におけるリーチという役の特殊性|リーチ棒を出すときはよく考えろ!
本記事の執筆者
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名前 |
ハゲたび |
職業 |
ブロガー・WEBライター |
活動 |
麻雀歴8年・価値ある余暇の過ごし方を発信中 |
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日本式麻雀における「リーチ」の歴史
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引用元:https://japan-seabuckthorn-association.org/saji-history-traditional/oushoukun/
麻雀はご存じのとおり中国が起源となるゲームです。
しかし、現在の日本の麻雀は中国とは似て非なるルールで派生しています。
その代表的なルールの違いは「リーチ」の役があるかどうか。
街で「リーチ麻雀○○」て書いてある雀荘の看板をよく見かけるはずです。
諸説ありますが、日本の麻雀にリーチが採用された経緯は、満州由来説とアメリカ軍由来説のいずれかとされています。
日本式麻雀リーチの歴史
・満州由来説
→戦時中、中国の満州で生み出されたリーチというルールが、戦後に日本に伝えられたという説
・アメリカ軍由来説
→アメリカ式の役の1つで、戦後にアメリカ軍が採用していたリーチが日本に定着した説。
(実はアメリカでも麻雀は普及していて、緑一色やチートイツはアメリカ生まれの役です)
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ハゲたび
逆にリーチのない中国麻雀ってどんな風に打つのか気になりますね!
リーチするメリット
・打点が上がる
→1翻+裏ドラ(一発も)で大きなあがりになる
→リーチは鳴くと成立しないため自然とメンゼン役となる
・テンパイ周知によって攻め込まれにくくなる
→周囲が振り込まないように対応する
→スジ牌が出やすくなる
特に跳満以上のあがりが必要なケースの場合は、おのずとリーチが必要になるでしょう。
リーチ1翻はもちろん、裏ドラ、場合によっては一発もついてくるため、大きな加点が可能です。
ただし、麻雀に勝つために注意しなければいけないのは、偶然役は1つまでしか計算に入れないようにしましょう。
偶然役というのは、裏ドラと一発のことです。
例えば、オーラスの満貫ツモトップ条件で、
リーチ+ツモ+一発+裏ドラ、もしくは、リーチ+ツモ+裏ドラ+裏ドラ
を狙ってリーチするなんて夢物語です。
一般的に一発ツモの確率は約6%、裏ドラがのる確率は約30%です。
シンプルに計算しても一発裏の確率は約2%。
タンヤオがつくまで待ったり、ドラ引きを待ったり、逆転するための入念な手作りは欠かさないようにしましょう。
リーチはポーカーでいうところのブラフ(ハッタリ)にもなり得ます。
特に親リーチの効果は絶大。
なんでもないリーチのみ愚形待ちでも、自然と子はオリてしまうものです。
ちなみにオーラスのラス目からリーチが飛んでくると振り込むとラス落ちする可能性があるので、オリてくれることが多いです。
また、一般的にリーチをかけるとあがり率は下がりますが、愚形待ちは逆に出やすくなることもあります。
序盤にきった牌のスジや字牌単騎で待つと意外と振り込まれるケースも。
(ハゲたびもリーチされた親の四暗刻単騎にスジで振り込んだことがあります)
待ちにひと工夫したいときはあえてリーチすることも効果的です。
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ハゲたび
リーチ後は考えることがほぼありません。そのためリーチ判断には全神経を費やすようにしましょう!
リーチは諸刃の剣です。
一度リーチ棒を出すとドラでも危険牌でも強制的にきることになります。
振り込んで着落ちすることも覚悟の上で使わなければいけません。
場合によっては、リーチをかけずに待つこと(俗に言うダマテン)も効果的です。
リーチしないメリット
・選択肢を複数もてる
→他の打ち手に危ない牌を引いてきても、攻めるorオリるのいずれかを選べる
・手変わりができる
→ドラを引いても自分で使えたり、他の手役をつけることができる
・役ありの場合は振り込みが期待できる
→警戒されていないので、であがり率が上がる
リーチをしないことの最大の利点は、オリたり、まわったりできることです。
待ちが良いからといって思考停止でリーチすることはオススメしません。
他の打ち手のダマテンに振り込んだり、追っかけリーチに捕まることもあります。
そんなの結果論なんだから気にしなくてもいいんじゃない?
もちろん麻雀は運要素の大きなゲームですから、確率の壁を越える不幸はよく起きるものです。
しかし、
もしここで振り込んだら次局きついな...
この点数状況でリーチしてもラス目は攻めてくるだろうな...
このような想像力と分析力は、麻雀で勝つためには重要な資質です。
また、ダマテンは守備力を高めるだけのものではありません。
1順待つだけで、ドラやタンヤオ、三色同順などが完成することも珍しくありません。
このテンパイは最終形なのか?もっと高くならないか?
常にこのような意識をもってリーチしない選択肢も大切にしていきましょう!
さらに役ありテンパイの場合は、特に決断力が必要です。
待ちに自信があれば即リーチもOKです。
しかし、愚形待ちやダマテン高打点のケースはリーチの必要性を全力で考えなければいけません。
これは勝負手だからリーチして一気に抜けだそう!
いつもこのような安直な決断をして、リーチするひとが勝てるようにはできていません。
トップ目で、打点よりあがりを優先しないといけないケースもあります。
1局1局明確なテーマをもって決断するようにしましょう。
リンク
現代麻雀におけるリーチセオリー
ここまでリーチに関する効果を整理してきましたが、
何翻でも両面待ちはリーチ
が現代麻雀におけるセオリーといわれています。
(統計だと跳満あれば、期待値的にダマテンが有効とのデータあり)
身も蓋もないですが、待ちが良ければリーチが正解ということになります。
これは、アマでもプロでも共通認識です。
しかし、この記事でお伝えしたいのはその局で勝つための選択です。
一般的な麻雀打ちが何千、何万局麻雀を打つことはないでしょう。
相当なマニア以外はせいぜい打っても1日10局程度。
迎える数十回のリーチ判断のうち、1回でもミスを少なくできるように努力していきましょう。
このように考えるようになったのは、ある麻雀戦略本を読んでからです。
それは「統計で勝つ麻雀 -福地誠、みーにん-」です。
この本では、ネット麻雀天鳳における2000万局以上の牌譜データを解析して導き出した戦略がまとめてられています。
中には、
○単騎待ちなら中張牌のドラより字牌でリーチしろ!
○国士を目指すのは10種から、9種は流せ!
など、普段どっちが得なのか悩んでしまうことを膨大なデータをもとに紹介してくれています。
しかし、ハゲたびはこの本を読んで逆に考えるようになりました。
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ハゲたび
マラソンで必要な筋肉が、100M走にそのまま活きることはない!
つまり、何万局ではプラス収支になる戦術でも、10局では非効率になることもあるということです。
その瞬間その瞬間での状況判断を一番大事にしていきたいと思っています。
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まとめ
今回はリーチによる効果を踏まえた活用方法を紹介してきました。
実は、立直(リーチ)は英語のReachとは無関係で、「宣言」という意味をもつそうです。
リーチ判断は、あがる覚悟を宣言するつもりで行うようにしましょう!
これを機に少しでもリーチ判断に思考を費やすキッカケになってもらえれば幸いです。
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ハゲたび
あのアガリどんな待ちだったっけ?
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ハゲたび
このリーチ判断は実戦でも活かせそうだな!
と向上心のある麻雀打ちにとって、忙しくて見逃してしまった対局をあとで見返せるのは非常に便利な機能です。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
他にも麻雀で勝ちたいひと向けに記事を書いています。